1989年に公開され、世界観や音楽、キャラクターが愛され今でも根強い人気を誇るジブリ映画、「魔女の宅急便」。
魔女の少女キキが、様々な出会いと苦難を経て成長していく物語です。
ある日、キキはウルスラという画学生と出会うのですが、ウルスラが描いた絵が、シャガールの絵と似ていると噂されています。
魔女の宅急便に出てくる、ウルスラの絵は本当にシャガールの絵をモデルにしたものなのか、実際に調べてみました!
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魔女の宅急便「ウルスラ」の絵はシャガールを真似たもの?
シャガールは、世界中で高い人気を誇る画家で、「色彩の魔術師」と呼ばれるほど色彩豊かな絵が特徴的です。
魔女の宅急便に出てくるウルトラの絵も、素敵な色使いや絵のタッチがどこかシャガールを連想させますね。
しかし、調べてみたところ実はウルトラの絵はシャガールをモチーフにしたものではありませんでした。
ネット上でもウルスラの絵はシャガールに似ているとの声が多い
シャガールの絵をモチーフにしたものではありませんが、ネットでは「シャガールの絵に似ている。」との反応も。
ウルスラの絵はシャガール的な絵。 #魔女の宅急便 pic.twitter.com/2FgsRb2f7P
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) January 5, 2018
「天馬と牛と鳥が夜空をかけていく」という題の版画は、魔女の宅急便でキキが仲良しになる画家の女の子ウルスラの描いた油絵のモデルになっているそうです。
— Miyo Sato (@MiyoSato2) November 8, 2019
魔女宅でこの絵を知って以来、大好きな絵なので、遂に本物が観れて感激でした。 pic.twitter.com/4F1D3Z4I4m
10年以上振りに、魔女の宅急便見たら大号泣して狼狽える😭大人になってから見ると視点が変わるのは分かるけど、こんなに泣く映画だったっけ。。ジジが可愛い、ニシンのパイが食べたい、色々あるけど、ウルスラさんの絵!!改めて見ると圧倒的に素敵だー。少しシャガールぽい?🎨
— yuki (@art_inthe_life) July 3, 2021
やはりネットでもシャガールの絵に似ているという声や、シャガールの絵だと思っていた方も多いようですね。
「シャガールかどうかは知らなかったけど、純粋にこの絵が好き!」という声もありました。
迫力があって、非現実的な世界観に引き込まれるような素敵な絵ですよね!
「ウルスラ」の絵はシャガールではありません
ウルスラの絵は、シャガールの絵ではありませんでした。
では一体、何をモチーフにした絵なのでしょうか?そもそもモチーフはあるのでしょうか?
実は、この絵は青森県にある養護学校の生徒さんの作品「虹の上を飛ぶ船」だそうです。
元々は、絵ではなく版画作品なのですが、宮崎駿監督がこの作品を見てとても気に入ったため、ウルスラの絵としてアニメに取り入れました。
それにしても、世界的に有名な画家で情報がたくさんあるわけでももない、青森の生徒が描いた絵を宮崎駿監督はよく見つけ出したな、と感じました!
この記事のまとめ
今回は、魔女の宅急便に出てくるウルスラの絵についてご紹介しました!
- ウルスラの絵はシャガールではない
- 絵のモチーフは、青森県の養護学校に通う生徒の版画作品
- タイトルは、「虹の上を飛ぶ船」
ということがわかりました。
次に見るときは、ぜひ絵にも注目して見てみてくださいね!