暑い季節になると炭酸飲料を飲む機会が増える方が多いのではないでしょうか。
暑い時期に飲む炭酸飲料は、格別においしいですよね♪
しかし、そこで多くなってくるのが誤って炭酸を凍らせてしまうということです。
炭酸を凍らせると、爆発するなんていう噂もありますが、実際はどうなのでしょうか?
そこで、今回は、炭酸を凍らせてしまったときの解凍方法や炭酸が凍る温度について調査してみました^^
Contents
炭酸を凍らすと爆発する?は本当?
結論から言いますと、冷蔵用のペットボトルを凍らせると、爆発する可能性があります。
ペットボトルの炭酸飲料には、二酸化炭素(炭酸ガス)が溶け込んでいます。
そのため、凍らせると水に溶けていた二酸化炭素が気化し、ペットボトルが膨張して、爆発してしまう可能性があります。
近年では、ペットボトルの軽量化が進んでいるため、爆発の危険性はさらに高まっています。
誤って凍らせてしまったら危ないですね。
では、間違えて凍らせてしまった場合、どのような対処をすればよいのでしょうか?
誤って炭酸を凍らせてしまった時の解凍方法
こちらでは、誤って炭酸を凍らせてしまった時の解凍方法をご紹介していきます。
では、さっそく見ていきましょう。
炭酸缶を凍らせてしまった場合
缶を誤って凍らせてしまった場合は、タオルで包み、完全に解凍するまで万が一破裂しても安全な場所に置いておくのがベストです。
缶は底と蓋が膨張する仕組みになっていますが、凍らせると内側から圧力がかかり、破裂する危険性があるためタオルで包んでおくのが安心です!
また、解凍するために冷蔵庫内に入れておくと、万が一缶が破裂してしまった際に故障する原因にもなりますので、安全な場所で解凍してくださいね。
さらに、急激な温度変化は破裂を促す行為となりますので、流水などにより解凍をするのはやめましょう。
温度変化が少ない玄関やお風呂場に置いておくのが最適ですね!
ペットボトルの炭酸を凍らせてしまった場合
ペットボトルの場合も、缶と同様にタオルに包み、完全に溶けるまで万が一爆発しても安全な場所に置いておくのがベストです。
また、ペットボトルの場合は、安全な場所に置いた後に、ゆっくりと蓋を外しておきましょう。
蓋を外した際に、中身が溢れてしまうこともありますが、圧力に耐えきれずに溢れただけなので、気にすることはありません。
また、ペットボトルも缶と同様に急激な温度変化は避け、ゆっくりと解凍するようにしてくださいね♪
フローズンコーラーの作り方|炭酸が凍る温度は?
夏場に大人気なフローズンコーラですが、ただコーラのペットボトルを冷凍庫に入れるだけでは、フローズンコーラにはなりません。
ただコーラのペットボトルを凍らせるだけでは、炭酸が抜けてしまったり、完全に凍ってしまうんですね。
では、フローズンコーラは、どのように作られているのでしょうか?
こちらでは、フローズンコーラの作り方や炭酸が凍る温度についてご紹介していきます。
まず、コーラのペットボトルを振ります。
そして、冷凍庫に入れ、2時間ほど待つとあっという間に完成です。
たったこれだけで、おいしいフローズンコーラが作れちゃうんですね!
フローズンコーラは、過冷却を利用してできます。
過冷却状態にするには、コーラを振ることが大事です。
ポイントは、振った後のペットボトルが硬くなる程度に炭酸が膨らんでいる状態にすることです。
振りすぎてしまったり、振りが弱いと、爆発の可能性や完全に凍った状態になってしまうので、気を付けてくださいね。
さて、フローズンコーラは、過冷却状態にし、完全に凍ることを防ぐとのことですが、炭酸は何度で凍るのでしょうか?
炭酸は、マイナス12度以下で凍ると言われています。
マイナス12度以下というと、冷凍庫の温度と同じくらいですね。
やはり、過冷却状態にしないと、マイナス12度以下の冷凍庫では、完全に凍ってしまうようですね。
この記事のまとめ
今回は、炭酸飲料を凍らせてしまった場合の解凍方法についてご紹介しました。
- 炭酸飲料は凍らせると爆発する可能性がある
- 炭酸飲料入りの缶を解凍する場合は、タオルに包み、安全な場所に置いておくのがベスト
- 炭酸飲料入りのペットボトルを解凍する場合は、タオルに包み、安全な場所に置き、蓋を外しておくのがベスト
- 炭酸はマイナス12度以下で凍る
- フローズンコーラは、振ってから2時間ほど冷凍庫に入れて作る
ことが分かりましたね。
夏場になると、毎年炭酸飲料を誤って凍らせてしまったという方が続出しますが、そんなときはご紹介した解凍方法で安全に解凍してくださいね!