広大な智異山（チリサン）で起こる事件をレンジャーたちが追うドラマ『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル～』。『キングダム』のチュ・ジフンと『青い海の伝説』のチョン・ジヒョンが主演を務め、大きな話題になりました。壮大な自然の美しさと共に楽しめるスリリングなミステリー作品です。
今回は、そんな『智異山（チリサン）』について、チリサン 韓国ドラマ 犯人のネタバレを含む情報をまとめています。ネタバレが苦手な人は閲覧に注意してくださいね。
『智異山（チリサン）』のあらすじ
智異山は、山岳信仰の聖地で「現世と来世の境界領域」にある山とされていた。
2018年、智異山国立公園に新米レンジャーのカン・ヒョンジョが入所してきた。ソ・イガンと共に子どもの遭難救助に向かい無事に子どもを救出する。その後も遭難者の居場所を見つけるヒョンジュに「なぜ遭難場所が分かった」と聞くと「山霊に導かれてここへ着た」と告白する。
時は変わり2020年。智異山にヒョンジョはおらず、イガンは車椅子に乗っていた。現場に復帰したイガンは、捜索困難な遭難者の遺体の場所を言い当てるのだった。山に残された痕跡は誰かが自分へシグナルを送っているのだと気付いたイガンは、それが誰なのか探すために智異山に戻ってきたのだった。
『智異山（チリサン）』の気になる犯人は誰！？（※ネタバレ注意）
第1話から遭難者を救出するというスリリングなシーンから始まる本作。話が進むと、次々に起こる事件が誰かの犯行によるものでは…と、さらに緊迫した展開になってきます。
では、気になる犯人は誰か紹介していきます。
犯人はこの人！
ヒョンジョの不思議な力によって見える情報や、黄色いリボン、毒入りヨーグルト事件、じゃがいも爆弾事件により、山での事故は誰かの犯行だと気付きます。さらに犯人は『山に詳しい職員の中にいる』とも。
「命がけで人を救っているレンジャーの中にそんな人いるの！？」という緊迫した状況のまま、話は2018年と2020年に話が行き来する謎が多い、スリリングな展開です。
じゃがいも爆弾を仕掛けたセウクが犯人かと思われましたが、セウクは死亡。一連の事件には共犯者がいて殺人は終わりません。「犯人の目的は何なのか？」新たな謎が次々と生まれてきます。
被害者全てが1991年に智異山で廃村になった「コムンダリゴル村」の住人であると気付いたヒョンジョは、コムダリゴル村出身で智異山に関わる知識に精通しているソルに村の住人について聞きだし、警官のキム・ウンスンも村の出身であると聞きます。
2020年、幽霊となったヒョンジョとイガンは出会い、次の犯行について伝え、イガンたちも阻止するために動くも、それを犯人に聞かれていたのか犯行は実行されてしまいます。
そして、ヒョンジョとイガンも犯人に襲われたということが分かります。
1991年、コムダリゴルで起こった事件を知った時、いよいよ真相が明らかになります。
真犯人は、1991年、ケーブルカー事業計画に村で唯一反対していた村長の息子・ソルだったのです。ケーブルカー事業は一家族でも反対していると実行されないため、立退料をもらって村を降りたい住人に父母を殺されたソルの復讐劇だったのです。セウクの父親も住人に殺されたことで、2人は共犯関係になったのでした。
イガンは真相を突きとめ、単身ソルと向き合うも、証拠がなく犯行を立証できません。そして、立証のため仲間と最後の賭けに動き出すのですが…。このクライマックスは自分で確かめてくださいね。
イガンとヒョンジョはどうなるの！？
この2人が最後にどうなるかも気になりますよね。伝説のレンジャーと言われていたのに車椅子生活を送っているイガンと、犯人を捕まえるために山に幽霊になって残り病院で寝たきりのヒョンジョ。山で尽力してきたのに、このままでは悲しいですよね。
大丈夫！イガンは、しっかりレンジャーとして山に登れるようになっています。
ヒョンジョも最後には山の上でイガンたちと出会えます。ヒョンジョの不思議な力は、山からの贈り物と言われていましたが、無くなっていました。2人の背景に映る智異山の雄大で美しい風景を見ていると、そんな不思議なことも、悲劇的な事件もなんだか説得力を感じてしまいます。
まとめ
今回は、チリサン 韓国ドラマ 犯人の情報をまとめてお伝えしました。
智異山という神秘的な山を舞台に、命がけで働くレンジャーたちが繰り広げるミステリー作品。バラバラに提示される過去と現在が1つになったとき、はじめて全ての謎が解けていく秀逸なストーリーです。一話ごとの話も次から次へと謎が提示されていくので、見ていて飽きません。
詳細が気になる人は、ぜひ『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル～』をチェックしてみてくださいね。