「半沢直樹」や「JIN-仁-」、最近では「VIVANT」など、大変多くの名作ドラマを生み出しているTBS日曜劇場。2024年4月期のドラマは長谷川博已さん主演のアンチヒーローが放送されており、考察合戦が始まるなど、すでに大変な人気となっています。
今回はそんな『アンチヒーロー』について、あらすじやキャスト、どこで配信しているかなどをまとめてご紹介させていただきます!
『アンチヒーロー』について
- ジャンル:連続テレビドラマ
- 放送期間:2024年4月14日~
- 制作:TBSテレビ
- 脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平
- 演出:田中健太他
- プロデューサー:飯田和孝他
- 主題歌:milet「hanataba」
- アンチヒーロー公式サイト
「殺人犯へ、あなたを無罪にして差し上げます」がキャッチコピーのこのドラマ。犯罪者の証拠が揃っていても、殺人犯を無罪へと導くアンチな弁護士の姿を描き、そこにあるものは正義なのか、本当の悪とはなんなのかと問いかけているようなドラマとなっています。そんなアンチな弁護士を演じるのは、7年ぶりに日曜劇場に出演する長谷川博已さん。またこのドラマには大変多くのゲストが出演している事でも話題となっています。
『アンチヒーロー』のあらすじ
「アンチヒーロー」はどんな話なのでしょうか。ここからは5話までの展開について事件ごとに紹介しましょう。(ネタバレを含みます)
町工場社長殺人事件
町工場の社長、羽木が殺害される事件が発生。被告人は緋山啓太(岩田剛典)。第一発見者の証言や状況証拠により緋山が殺害したのは間違いないと思われていた。
この事件の担当を買って出た弁護士、明墨(長谷川博已)は弁護士紫ノ宮と、明墨に憧れて入ってきた弁護士、赤峰(北村匠海)と共に無罪にするための証拠集めをする。裁判では子供でも容赦なく証言させたり、第一発見者の聴覚情報処理障害を暴露したりと強引なやり方に疑念を抱く赤峰ら。
そんな時に検察からタイミングよく凶器のハンマーを提示された事で、検察側に何かあるのではと担当の姫野を調べ上げる。そして今回の被害者の爪から緋山のDNAが検出されたのは、検察と鑑定をおこなった教授との癒着により改ざんされたものだと突き止める。裁判では助教授の証言からDNAの再鑑定が秘密裏に行われた事を示し、緋山の無罪が確定する。
無罪が確定した後、緋山の無罪を信じられない赤峰が緋山を追跡すると、そこは廃棄処分場で血の付いた作業着を投げ入れる緋山の姿があった。
富田正一郎傷害事件
次に担当したのは政治家、富田誠司の息子、富田正一郎が起こした暴力事件。被害者は工藤で、検察は工藤が事件の際に加害者の富田の顔を見た事、富田と工藤の間で口論があった事、第一発見者の目撃証言などにより富田の犯行と特定する。
明墨は当時の状況では工藤が富田の顔を見るのは困難である事や、被告人が事件当時の時間には別な人物と会っていた事をかかげ無罪を主張。疑念を抱く赤峰は、明墨から犯行時刻のドラレコ映像に富田が車に乗り込む姿を見せられる。
しかし、検察が掲げたドラレコ映像は犯行時刻の数分後に乗り込む姿があるもので、さらに富田誠司の秘書がドラレコの持ち主を買収し、警察に映像を渡さないように頼んでいた事も発覚する。これにより明墨は突如、「依頼人が嘘をついていたなんて」と弁護人の辞任も考えていると表明。実は明墨がドラレコの映像が気になると誠司に伝え、その結果、秘書が買収していたのだった。
その裁判には、以前赤峰が担当し、富田誠司の不正により冤罪となってしまった松永の姿もあった。
事件が落ち着いた後、明墨は刑務所にいる志水(緒方直人)に会いに行き、やっと会えたと話すのだった。
連続不同意性交事件と糸井一家殺人事件
志水と会えた明墨だったが、志水からは「もう手紙を出さないで欲しい。静かに死にたい」と言われてしまう。
その頃紫ノ宮は保護犬の施設を訪ね、明墨が面倒を見ている沙耶(近藤華)と一緒に写っている写真の女性モモセという女性がずいぶん前に亡くなっていると知る。
そんな時に連続不同意性交事件が発生。弁護士は決まっていたが明墨は担当弁護士の弱みに付け込み、この事件を担当する。
被害者、絵里(早見あかり)の緒言により来栖(渡邊圭祐)が逮捕され、1,2件目については犯行を自供するも3件目の絵里の事件だけは否認する。絵里は来栖のストーカーで、警察と共に事件をでっち上げていたのだった。
この事件の裏には千葉県警刑事部長、倉田(藤木直人)の存在があり、倉田は紫ノ宮の父親だった。紫ノ宮は6年前に自宅で、倉田に「不正に隠ぺいしたんじゃないか」と詰め寄る明墨の姿を見ていた。そこには12年前の事件「糸井一家殺人事件」があり、志水はその犯人として死刑囚となっていたのだった。
絵里が証言を翻した事で、検察側が事件を捏造した事が判明し、倉田は逮捕される。
事件の後、明墨の元にある人物が・・。「そろそろ始めましょうか・・」そこには最初の事件で無罪となった緋山の姿があった。
『アンチヒーロー』の登場人物とキャスト
それでは、『アンチヒーロー』の登場人物とキャストをご紹介していきます。
明墨正樹(長谷川博已)
明墨正樹は100%の証拠が揃っていても無罪にしてしまうというアンチな弁護士。5年前に明墨法律事務所を開き、それ以前は検事だった過去を持つ。糸井一家殺人事件の犯人志水を無罪にすると誓い、そのために警察の闇を暴いていく。
赤峰柊斗(北村匠海)
明墨に憧れて明墨の弁護士事務所へ入った弁護士。正義感が強く、アンチな弁護士明墨とは正反対な倫理観を持つ。明墨に疑念を抱き自ら調べ始め、明墨の思惑を探っている。
紫ノ宮飛鳥(堀田真由)
明墨に誘われて、明墨の弁護士事務所へ入った弁護士。父親である千葉県警刑事部長の倉田と明墨の間に何があったのかを探り、明墨の過去についても調べている。
伊達原泰輔(野村萬斎)
東京地方検察庁の検事正。どうやら過去に明墨との因縁がありそうな人物。
緑川歩佳(木村佳乃)
東京地方検察庁の検察官。上司の伊達原から信用されている優秀な検察官。
志水裕策(緒方直人)
糸井一家殺人事件の犯人とされ死刑囚となるが、実は冤罪だと思われる。
緋山啓太(岩田剛典)
町工場社長殺人事件の容疑者で明墨により無罪となる。まだ明墨とつながりが?
『アンチヒーロー』は何話まである?
『アンチヒーロー』の放送詳細についてまとめさせていただきます。
ドラマ『アンチヒーロー』の話数は、2024年5月16日時点では全何話かは発表されていません。それまでの日曜劇場の話数は10話が多く、2024年7月期には二宮和也主演による「ブラックペアン(シーズン2)」の放送が決定していることから、「アンチヒーロー」も10話前後になると予想されます。放送開始日時は、以下の通りです。
- 2024年4月14日~(日曜9時よりTBSテレビ系列にて絶賛放送中!)
『アンチヒーロー』の動画を見る方法とは?無料視聴できる?
最後にドラマ『アンチヒーロー』を全話追加料金なしで見ることができる配信サービスについてご紹介させていただきます!
2024年5月16日時点でドラマ『アンチヒーロー』を追加料金なしで視聴可能なサブスクリプションサービスは、以下のサービスとなっています。
- Netflix
- U-NEXT
なお、今回ご紹介させていただいたサービスは、月額料金や年会費のみで何度でも視聴可能な見放題サービスとなっています。作品自体の配信が終わらない限り、何度でもご視聴いただけます!
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まとめ
今回は、ドラマ『アンチヒーロー』の5話までのあらすじやキャスト、視聴に必要な情報についてまとめてご紹介させていただきました。全ての事件は繋がっていた事がわかり、ますます謎が深まっているドラマ「アンチヒーロー」。明墨が気にかけている沙耶という少女だったり、明墨が墓の前で涙した桃瀬礼子なる人物だったり、まだまだ気になるところがてんこ盛りになっています。また5話のラストで緋山が再び姿を現したのも謎ですよね。
そしてSNSなどでも話題となっていますが、人物に色の名前が入っている人が多いのも何か理由があるのか気になるところです。
ますます考察が止まりませんが、今後の展開をドキドキしながら待っていましょう。
詳細が気になる人は、ぜひ『アンチヒーロー』の公式ページもチェックしてみてくださいね。