2023年7月から9月までTBS系列で放送された「VIVANT」は2023年最大のヒットドラマとなりました。放送が始まるまでストーリーや役柄については一切明かされずに、謎のドラマとして放送前から話題となっていました。今回はそんなVIVANTについて、ロケ地やモデルとなった国、何語を話しているのかについて調査していきます。
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VIVANTのロケ地はどこ?
VIVANTは総製作費が1話で1億円と、通常のドラマの3倍ほどの予算が充てられたことからも、当初から期待の高かったドラマと言えるでしょう。そのロケ地はどこだったのでしょうか?主な撮影地はモンゴルで、日本でも東京、神奈川、茨城、愛知、島根、千葉、群馬、静岡で撮影されています。
VIVANTの主なロケ地モンゴル!
VIVANTの舞台は「バルカ共和国」という架空の国が中心となり描かれています。その舞台のロケ地はモンゴルで、2か月半に及び撮影されています。モンゴルでの撮影中の経済効果は凄まじく、6千億トゥグルク(役240億)にもなったそう。モンゴル政府は観光業に力を入れて様々な施策をしており、このロケによる観光客の増加も見込まれ、その点でも現地でも注目されたドラマとなったようです。モンゴルの主なロケ地はどこだったのか抜粋して紹介していきます。
ホンゴル砂丘
ドラマの中では「アド砂漠」と呼ばれる広大な砂漠が印象的でしたが、その砂漠のロケ地はモンゴルの南ゴビ砂漠にあるゴルバン・サイハン国立公演内の砂丘です。日本ではゴビ砂漠と呼ばれていますね。
ゴビ砂漠は乾いた風が吹き付け1日の気温差は30度にもなる場所なので、ロケはおそらく過酷だった事が想像できます。その分、見渡す限りの広大な砂漠はスケール感の大きさとこの物語の謎をより深めてくれていました。
チンギスハーン国際空港
主人公乃木が日本へ入国したシーンも実はモンゴルのチンギスハーン国際空港だったそうです。航空会社の全面協力により、ロビー、旅客機の撮影もすべて貸し切りで行われたそうです。
ダルハン市のホテル「Buudai Hotel」
乃木が容疑者となり、逃げこんだ日本大使館はダルハン市にあるホテルだそうです。モンゴルの全面協力の元、道路なども封鎖され大がかりな撮影が行われました。
スフバートル広場
バルカ共和国の首都クーダンの中心地として使われたのがスフバートル広場だそうです。別名は「チンギス広場」とも呼ばれており、この周辺では何度も撮影がされていました。
モンゴル国立ドラマ劇場
バルカ国際銀行として使われていたのが、モンゴル国立ドラマ劇場です。
日本のロケ地は?
VIVANTは日本の各地でもロケが行われていました。こちらも抜粋して紹介しましょう。
島根県各地のロケ地!
島根県では出雲市、松江市、奥出雲町でロケが行われていました。
- 島根県庁周辺
- 出雲大社
- 桜井家住宅・可部屋集成館
その他のロケ地!
島根県以外でも複数個所でロケが行われていました。
- 神田明神
- 横浜中華街
- 名古屋市役所
パルカ共和国のモデルの国は?何語を話してるの?
VIVANTの舞台となるバルカ共和国は実際には存在しない架空の国です。バルカ共和国のモデルとなった国はあるのか、またバルカ共和国での言語は何語を話しているか、その点について推測をしてみました。
バルカ共和国のモデルはキリギス?
架空の国「バルカ共和国」の場所はロシア、中国、モンゴル、カザフスタンの国境にまたがっているという設定になっています。ロケ地はモンゴルですが、モンゴルの国境にまたがっているという記載から、モンゴルではなさそうです。
ではどこなのかと言うと、乾燥している大地、遊牧民が出てくること、キリル文字を使っている事、中央アジアに位置する共和国であることから、考えられるのは「キリギス」ではないかという説が濃厚のような気がします。
言語はモンゴル語!
ドラマの中でバルカ共和国の言語を話す様子も大変多く、何語を話しているのと思った方も多かったと思います。結論から言うと言語はモンゴル語だそう。主演の堺雅人さんも二階堂ふみさんも、インタビューでモンゴル語が難しかったと話していました。特に二階堂ふみさんが演じた薫は3年現地で暮らしている設定で、本当に流暢に話していてびっくりしたという人も多かったようです。
まとめ
日曜劇場「VIVANT」について、ロケ地やモデルとなった国、話していた言語について調査しました。VIVANTは最終回の終わり方から続編があるのではないか、続編に期待などの声が上がっています。福澤克維監督は3部作を思い描いているようで、続編は2年後という話も出ています。どんな展開が待っているのか、新情報に耳を傾けていたいと思います。