GTO2期のキャストや主題歌まとめ!ひどいと言われる理由についても

ドラマ版GTO2期とは、2014年に地上波で放送されたテレビドラマです。1998年に放送された同名ドラマのGTOのリメイク作品として大きな注目を集めましたが、キャストを中心にGTO キャスト 1期よりも2期がひどいと話題になってしまうことに。そこでこの記事では、GTOのキャストがなぜ2期はひどいと言われるのかその理由を紹介しています。

GTOほどの名作ならばよほどのことが無い限りファンは喜ぶと思うのですが、なぜここまで酷評されてしまったのでしょうか。その真相について触れていきたいと思います。

GTOについて

GTOのドラマは1998年に放映されたものと、2012年から放映されたリメイク版が存在します。この記事で取り扱っている情報は、1998年放映されたGTOと2期まで放映されている2012年版のGTOを比較する形で記事を作成しています。

そのため、この記事では1998年版のGTOを指す場合は、GTO1998年版と指しており、GTOのリメイク版を指す場合は、GTO1期やGTO2期と呼称しています。さらに漫画のGTOは原作版と呼称しているので、あらかじめこの点をご了承していただいた上で閲覧するようお願いします。

GTOの相関図の変更

GTO1期と2期は、GTO1998年版と違ってキャストの相関関係が一部変更されています。その中でも大きな変更となっているのが、弾間龍二役の城田優と冴島俊行役の山本裕典が同時出演していることです。

GTO1期では、冴島龍二という名前で登場しているので、漫画版準拠の設定になっています。

また、GTO1期と2期の鬼塚英吉は生徒のことをダチと呼称していることを強く印象付けるキャラクターで、GTO1998年版は不良キャラクターを意識し立ち回っていました。それだけにGTO2期をGTO1998年版とでかなり印象が異なった視聴者も多かったのではないでしょうか。

GTO2期のキャストは?

GTOのキャストは2期でかなり大幅な変更が加えられていますが、放送当初は若いながらも実力派俳優として注目されているキャストが多数出演していたことで話題になりました。そんなGTO2期で出演した主なキャストは以下のとおりです。

  • AKIRA:鬼塚英吉 役
  • 比嘉愛未:藤川ほなみ 役
  • 山本裕典:冴島俊行 役
  • 松岡茉優:志条あゆな 役
  • 菊池風磨:葛木隆一 役
  • 三吉彩花:宮地めいり 役
  • 竜星涼:芹澤航平 役
  • 小芝風花:成瀬つぐみ 役
  • 片寄涼太:桐谷優 役
  • 堀井新太:徳山宏尚 役
  • 黒木瞳:桜井良子 役
  • 城田優:弾間龍二 役
  • 風見しんご:大前広利 役
  • 田山涼成:内山田ひろし 役
  • 伊藤沙莉:楠見 加奈子 役

改めて見てもかなり豪華な面々ですよね。ただその一方で主演を務めたEXILEのAKIRAさんを筆頭にネームバリューだけで演技力を不安視する声も一定数寄せられていました。

キャストがひどいと言われる理由について

GTOドラマをリメイクした結果、一番ひどいと言われているのがキャストの大幅な変更です。そもそもGTO1998年版に出演したキャストはGTO1期と2期には一切出演しておらず、完全にフルリメイク作品としてGTOのドラマは放送されました。しかし鬼塚英吉を演じたのが反町隆史さんではなくEXILEのAKIRAさんに変更したことを筆頭に、従来のファンからは違和感がすごいという声が殺到。

リメイク版が発表されたときからGTO1998年版とのギャップやAKIRAさんの演技力に心配の声があがっていましたが、その杞憂は当たることとなりGTO1998年版のファンからは支持を集めることができなかったようです。結果としてGTO1期は新規の視聴者を獲得できたことでなんとか全話10%越えを達成しましたが、GTO2期ではその勢いは衰退して一度も視聴率が10%を超えることなく最終回を迎えてしまったため、最終的にGTO2期はひどいといったレッテルを貼られてしまったようです。

ドラマの設定がめちゃくちゃ

GTO2期がひどいといわれる理由として、ドラマの設定がかなりめちゃくちゃになっている点も挙げられます。

GTO1998年版は原作を大きく改変しながらも、反町隆史の元暴走族の不良らしい演技力もあって原作をリスペクトしているとファンからも高く評価されていました。対してGTO1期と2期は、キャストの鬼塚英吉がタバコを吸わなくなり、コンプライアンスの観点から問題になりそうなシーンは全て原作から改変されています。

そのため、原作ファンからはGTO2期は原作の魅力だった不良っぽさや過激な衝突シーンなどがなくて、主人公の鬼塚も不良を更生させるのではなくただの高校教師になってしまったと大不評を買うことになってしまいました。

生徒個人を深堀できていない

GTOといえば癖があって個性的な生徒が多数登場することが魅力の作品ですが、GTO1期と2期では既存の生徒に加えて菅原保、鈴木大輔、辻本亮治、大河内さだみなどの新たな生徒を追加しています。ドラマオリジナルの生徒を増やしてしまった結果、あまり生徒と鬼塚の関係を描けないという事態に陥ってしまいました。

また生徒だけでなく担当教師のキャストも増えているので、全体的に魅力的な生徒や教師が多いのにも関わらず、十分な深堀ができていないと指摘する声がありました。その反面、相沢雅や神崎麗美など漫画版でも人気だった生徒も登場しているので、その点は原作ファンからも評価されているようです。

GTO2期の主題歌について

GTO2期の主題歌を担当したのはEXILEの妹分にあたるグループのE-girlsで、「Highschool ♡ love」が主題歌として採用されています。また挿入歌としてDOBERMAN INFINITYが歌う「Infinity」が使用されていました。

ただGTO2期の主題歌であるE-girlsの「Highschool ♡ love」に対してはファンからはあまり良い印象を集めていないようで、命懸けで子供たちのために活動している教師の鬼塚を描いたGTOの作風にマッチしないとの不評の声が続出。

また主演の鬼塚役を演じたAKIRAさんの繋がりで商業目的でE-girlsの楽曲が採用されたのではないかとの疑念の声も上がっており、あまり視聴者の間では受け入れられていないようでした。

GTO1998年版の主題歌は?

GTO1998年版で主題歌を担当したのは主演だった反町隆史さんが歌う「POISON」でした。「POISON」はかなりロック調の楽曲となっており、次々に発生する問題に立ち向かう鬼塚の生き様にかなりマッチした楽曲でしたよね。実際に視聴者からもかなりドラマの内容にマッチしていると好評で、高い評価を集めていました。

GTO1期の主題歌は?

GTO1期で採用された主題歌はEXILE TRIBEが歌う「24karats TRIBE OF GOLD」です。反町隆史さんの「POSIN」ほどではないにせよ、高校生が多く登場するGTOらしい「前向きになれる」、「元気をもらえる」楽曲として一定数の評価は得ています。それだけにGTO2期で採用された、女子高生の恋愛模様を題材としたE-girlsの「Highschool ♡ love」には違和感を感じた方も多かったのではないでしょうか。

まとめ

今の記事ではGTOのキャストや主題歌など、2期がひどいといわれる理由について紹介しました。GTOは漫画版から多数のファンを獲得してきたことで、ドラマ版に想像以上の期待度が集まっています。その希望にGTO1期と2期はあまり応えることができなかったので、今回の批判に繋がってしまいました。

もちろんGTO1期と2期にも魅力はありますが、それでも漫画版や1998年に放送されたドラマを基準に見ている人は多く、どうしてもそのイメージから脱却を図れなかったようです。

By ハクバちゃん

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