ドラマ版GTOキャスト(2期)が発表されてましたが、GTO キャスト 1期よりもひどいと話題になってしまっています。そこでこの記事では、GTOキャスト(2期)のキャストがなぜひどいと言われるのかその理由を紹介しています。
GTOほどの名作ならばよほどのことが無い限りファンは喜ぶと思うのですが、なぜここまで酷評されてしまったのでしょうか。その真相について触れていきたいと思います。
GTOについて
GTOのドラマは1998年に放映されたものと、2012年から放映されたリメイク版が存在します。この記事で取り扱っている情報は、1998年放映されたGTOと2期まで放映されている2012年版のGTOを比較する形で記事を作成しています。
そのため、この記事では1998年版のGTOを指す場合は、GTO1998年版と呼称しGTOのリメイク版を指す場合は、GTO1期やGTO2期と呼称しています。さらに漫画のGTOは原作版と呼称しているので、あらかじめこの点をご了承していただいた上で閲覧するようお願いします。
GTOのキャスト相関図を確認
GTO1期と2期は、GTO1998年版と違ってキャストの相関関係が一部変更されています。その中でも大きな変更となっているのが、弾間龍二役の城田優と冴島俊行役の山本裕典が同時出演していることです。
GTO1期では、冴島龍二という名前で登場しているので、漫画版準拠の設定になっています。
また、GTO1期と2期の鬼塚英吉は生徒のことをダチと呼称していることを強く印象付けるキャラクターで、GTO1998年版は不良キャラクターを意識した立ち回りになっています。
ここがひどい!キャストの大幅変更
GTOドラマをリメイクした結果、一番ひどいと言われているのがキャストの大幅な変更です。GTO1998年版に出演したキャストはGTO1期と2期には出演しておらず、鬼塚英吉も反町隆史ではなくEXILEのAKIRAになっています。
そのため、リメイク版が発表されたときから演技力に心配の声があがっており、結果1期はなんとか全話10%越えを達成しました。しかしGTO2期では一度も10%を超えることなく最終回を迎えてしまったため、ファンからブーイングの嵐を受けてしまっています。
ドラマの設定がめちゃくちゃ
GTO1998年版は原作を大きく改変しながらも、反町隆史の元暴走族の不良らしい演技力もあって原作をリスペクトしているとファンからも高く評価されていました。
対してGTO1期と2期は、キャストの鬼塚英吉がタバコを吸わなくなったり、ご時世的に問題になりそうな箇所は全て原作から改変されています。そのため、原作ファンからは不良っぽさがなくて鬼塚がただの高校教師になっていると大不評を買うことになってしまいました。
生徒個人を深堀できていない
GTOは漫画版で個性的な生徒が多数登場することが魅力の作品ですが、GTO1期と2期ではさらに登場する生徒を増やした結果あまり生徒と鬼塚の関係を深堀できていない傾向がありました。
以下に紹介するのは、GTO1期と2期に登場したオリジナルキャストの一部です。
- 板倉輝:菅原 保役
- 矢山博夢:鈴木 大輔役
- 佐藤祐基:辻本 亮治役
- 天野浩成:大河内 さだみ役
これらに加えて担当教師のキャストも増えているので、各個人に対して深堀ができていないと指摘する声がありました。しかし、相沢雅や神崎麗美など漫画版でも人気だった生徒は登場しているので、その点は評価されているようです。
まとめ
GTOは漫画版から多数のファンを獲得してきたことで、ドラマ版に想像以上の期待度が集まっています。その希望にGTO1期と2期はあまり応えることができなかったので、今回の批判に繋がってしまいました。
もちろんGTO1期と2期にも魅力はありますが、それでも漫画版や1998年に放送されたドラマを基準に見ている人は多く、どうしてもそのイメージから脱却を図れなかったようです。