2022年9月、フィギュアスケート 男子の宇野昌磨選手は自身の公式サイトにて、同じくフィギュアスケートの元世界ジュニアチャンピオンである本田真凜選手との交際を明らかにしました。二人の交際は3年にも及ぶとのことで、その間、家族やコーチ陣、スポンサーなど関係者の多くが、ピュアな二人の交際を見守り応援してきたといいます。
そこで今回は、宇野昌磨選手のプロフィールや経歴、所属先や気になる年収についてまとめてみました。
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宇野昌磨（うのしょうま）のプロフィールと生い立ち
- 生年月日：1997年12月17日
- 年齢：24歳
- 出身地：愛知県名古屋市
- 身長：158cm
- 体重：55kg
- 血液型：B型
- 最終学歴：中京大学スポーツ科学部中退
- 所属：トヨタ自動車株式会社
宇野昌磨選手は、父・宏樹さんと母・純子さんの間に宇野家の長男として誕生。出生体重が1000gに満たない、超低出生体重児でした。幼少期は、喘息で入退院を繰り返すこともあり、両親は身体が強くなるようにと宇野昌磨選手に様々なスポーツを試させました。
宇野昌磨のフィギュアスケート人生
宇野昌磨選手がフィギュアスケートを始めたのは5歳の頃。名古屋スポーツセンターでのスケート教室に参加した時にはアイスホッケー・スピードスケート・フィギュアスケートの3つの選択肢がありましたが、その時偶然居合わせた浅田真央さんに「一緒にフィギュアやろうよ」と声をかけられたのがきっかけでフィギュアスケートを選びました。
グランプリ東海クラブ時代（山田満知子コーチ・樋口美穂子コーチ）
浅田真央さんが海外に拠点を移すまでの約5年間は、一緒に練習に励んでいた宇野昌磨選手。2009年と2010年の全日本ノービス選手権では、2連覇を果たし、2012年の世界ジュニア選手権の代表に初選出されます。そして、同年のインスブルックユースオリンピックでは、銀メダルを獲得しました。
2014～2015年シーズン
2014～2015年シーズンは世界に名を馳せる年となり、全日本選手権で銀メダルを獲得。また、アジアフィギュア杯、全日本ジュニア選手権、ジュニアグランプリファイナル、世界ジュニア選手権で優勝するなど、この年のジュニアタイトルを総なめにしました。
2015～2016年シーズン
シニア1年目の2015～2016年シーズンでは、グランプリファイナルで銅メダルを獲得。全日本選手権で2位、世界選手権では7位入賞を果たします。また、2016年4月22日に開催された3大陸対抗戦 コーセー・チームチャレンジカップにてISU公認大会で初めて4回転フリップジャンプに成功し、ギネス世界記録にも認定されています。
2016～2017年シーズン
2016～2017年シーズンは、四大陸選手権で銅メダル、アジア冬季競技大会では金メダル、世界選手権では銀メダルを獲得し、このシーズンに出場した全試合で表彰台を経験。
2017～2018年シーズン
2017～2018年シーズンには、全日本選手権で2連覇を達成し、グランプリファイナルで銀メダルを獲得。
初出場となった平昌オリンピックでは、羽生結弦選手が金、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得し、日本フィギュアスケート史上初のオリンピック複数表彰台及びワンツーフィニッシュを飾りました。
オリンピック終了後にイタリア・ミラノで開催された世界選手権では、2年連続の準優勝となり、このシーズン出場した8大会全てで優勝または準優勝という素晴らしいシーズンとなりました。
2018～2019年シーズン
グランプリファイナルは2位という結果で終わりましたが、全日本選手権で3連覇を達成。また、四大陸選手権では逆転優勝を果たし、自身初の主要国際タイトル獲得となりました。
このシーズン終了後、グランプリ東海クラブを卒業し、5歳からずっと指導を受けていた山田満知子コーチ・樋口美穂子コーチのもとを離れることを突如発表します。
練習拠点を海外へ！スイスのステファン・ランビエールコーチに師事
2019～2020年シーズン
2019～2020年シーズンは、メインコーチなしで臨むことを発表。このシーズンは、グランプリファイナルへの出場を逃します。しかし、全日本選手権を前に、グランプリファイナル第2戦前から指導を仰いでいたステファン・ランビエールコーチに師事することを発表した宇野選手は、全日本選手権で見事4連覇を達成しました。
2020～2021年シーズン
2020～2021年シーズンは、新型コロナウイルスが猛威を振るい大会が相次いで中止に。年末の全日本選手権がシーズン初戦となりました。5連覇が期待されていた全日本選手権ですが、結果は羽生結弦選手に次ぐ2位。その後、3月の世界選手権では4位という結果で終わります。
2021～2022年シーズン
2021～2022年シーズンは、グランプリファイナルの出場権を得ましたが、オミクロン株の流行によりグランプリファイナルは中止に。12月の全日本選手権で2位となり北京オリンピック、並びに世界選手権の代表に選ばれます。
北京オリンピックでは銅メダルを獲得し、日本のフィギュアスケート選手として、オリンピック2大会連続メダル獲得。これは、羽生結弦選手に次いで史上2人目、また平昌での銀メダルと北京の団体戦も合わせてのオリンピックメダル3個は、史上最多となります。
そして、オリンピック終了後のフランス・モンペリエで行われた世界選手権では自身初となる優勝を飾りました。
2022～2023年シーズン
2022～2023年シーズンは、グランプリシリーズ第2戦スケートカナダで逆転優勝を果たしました。次回は、2022年11月18日(金)～20日(日)の日程で開催されるグランプリシリーズ第5戦、NHK杯に登場予定です。
宇野昌磨選手の所属はトヨタ自動車で嘱託社員？
2017年6月1日、20歳の時にトヨタ自動車株式会社に従業員アスリートとして入社した宇野昌磨選手。従業員アスリートとは、一体どういう扱いになるのでしょうか？
トヨタ自動車株式会社には33の運動部が存在
トヨタには、ラグビー部、硬式野球部、陸上長距離部、女子バスケットボール部、女子ソフトボール部、スケート部、ビーチバレーボール部の計7つの強化部と26の一般部があります。
ラグビー部は姫野和樹選手をはじめ5名が日本代表入りをしていて、硬式野球部からは毎年プロ入りしている選手がいるなど、どの運動部も強豪となります。
トヨタが運動部を持つ目的は、企業PRの他、地域貢献や社会貢献、選手の活躍によりファンや従業員、地域の方々に活力を与えることとされています。トヨタはオリンピックやパラリンピックのスポンサーを務めていることでも有名ですが、知的障がい者の競技会であるスペシャルオリンピックスのグローバルパートナーも務め、スポーツの力を通じて、すべての人が参加できる社会の実現を目指しています。
トヨタの従業員アスリートとは？
トヨタの運動部に所属するアスリートでも、おそらく競技によって社内での扱いは異なるかと思います。ラグビー部や陸上部の選手の場合は、工場などで勤務し、午後3時、4時から練習を開始します。
宇野昌磨選手の場合は、「総務・人事本部 スポーツ強化・地域貢献室」配属となるようですが、練習の拠点が海外となるため、トヨタの実務はせずにトヨタからサポートを受けている形となります。同じくトヨタ所属の女子フィギュアスケート・紀平梨花選手も早稲田大学人間科学部eスクール在学中となるため、トヨタのサポートを受けながら競技活動を続けています。
気になる宇野昌磨選手の年収は？
残念ながら、宇野昌磨選手の年収については公表されていません。しかし、ネット上では「年収は5,000万円以上ではないか」と噂されています。
宇野昌磨選手の収入源
下記が、宇野選手の主な収入源となり、これら以外にもオリンピックでメダルを獲得した場合は、日本オリンピック委員会（JOC）やスポンサー企業から報奨金が送られます。
- 大会などの賞金
- トヨタ自動車株式会社との所属契約料
- サポート・アドバイザリー契約
- CM出演料
- アイスショーなどの出演料
- グッズやDVDなどによる収入
宇野昌磨選手のスポンサー
所属先であるトヨタ自動車株式会社、ミズノ、コラントッテは宇野昌磨選手個人と契約を交わしている企業で、ニチレイなど他4社は日本スケート連盟のオフィシャルパートナーとしてスケート選手をサポートしています。
- TOYOTA
- MIZUNO
- Colantotte/コラントッテ
- ニチレイ（日本スケート連盟オフィシャルパートナー）
- 信用金庫（日本スケート連盟オフィシャルパートナー）
- LOTTE/ロッテ（日本スケート連盟オフィシャルパートナー）
- KOSE（日本スケート連盟オフィシャルパートナー）
まとめ
今回は、本田真凛選手選手との交際を世間へ報告した宇野昌磨選手のプロフィールや経歴、所属先や年収についてまとめてみました。
文春オンラインで京都デートが報じられ、潔く、堂々と交際を明らかにした宇野昌磨選手は、とても男らしく好感が持てますよね。本田真凛選手のことを真剣に考えていて、大切にしているからこそ、包み隠さず公表したのでしょう。24歳と21歳のフィギュアスケート界のビッグカップルの今後も気になりますが、やはり、まだ若い二人には競技でしっかり結果を残し、日本のフィギュアスケート界を牽引していただきたいですね。今後の宇野昌磨選手のご活躍を期待しています！